こんにちは。「motofrontier」の「マコト」です。
街中の信号待ちで、ふとショーウィンドウに映る自分のバイク姿を見て、思わずニヤリとしてしまうことってありませんか?私はよくあります。そんな自己満足こそが、バイクライフを豊かにするスパイスだと思うんですよね。
さて、今回は多くのライダーが注目しているであろう、X-ADVの2026年モデルに関する情報をまとめてみました。特に日本国内での発売日や気になる価格、さらには新色についても深掘りしていきます。
- ✅ X-ADVの2026年モデルはいつ日本で発売されるのか知りたい
- ✅ 新型でDCTの低速ギクシャク感は本当に解消されたのか不安
- ✅ 足つき性が悪いと聞くが、2026年モデルで改善されたのか気になる
- ✅ ライバルのTMAX560と迷っていて、どちらが自分に合うか決められない
もし一つでも当てはまったなら、この記事があなたの疑問をすべて解決します。
X-ADVの2026年モデル発売日と概要
まずは皆さんが一番気になっているであろう、発売時期や価格情報から整理していきましょう。欧州での発表を受け、日本国内での展開がどのようになるのか、過去の傾向から予測を立ててみます。
日本国内の発売日はいつ?
X-ADVの2026年モデルですが、欧州ではすでに発表され大きな話題を呼んでいますね。現行の2025年モデルが日本で発売されたのが2024年の12月12日でしたから、これからのモデルサイクルがどうなるのか、気が気ではない方も多いはずです。
私の予想では、気になる日本国内での発売日は、これまでのHondaのモデルチェンジサイクルや発表パターンを分析すると、2025年の年末から2026年の初頭にかけてとなる可能性が非常に高いと考えています。
少し業界の裏話的な視点を含めて解説すると、通常、欧州(EICMAなどのショー)で夏から秋にかけて発表されたニューモデルは、日本ではその年の冬、あるいは翌年の春先に導入されるケースが一般的です。X-ADVは熊本製作所で生産されていますが、グローバルモデルとしての供給調整や、日本の排ガス規制適合などのタイムラグを考慮すると、どうしても欧州発表から数ヶ月の遅れが生じます。
ただ、2026年モデルに関しては、すでに2025年モデルで「ビッグマイナーチェンジ」とも言える大幅な改良(外装変更やDCT熟成)が完了しています。そのため、2026年モデルは実質的な「カラー変更」がメインとなるイヤーモデル更新の可能性が高いです。そうなると、認証試験などのハードルが低いため、比較的早い段階でのアナウンスがあるかもしれません。
冬のボーナス時期に契約して、春のツーリングシーズンに納車を間に合わせたい方は、秋口くらいからディーラーでの情報収集を密にしておくのが賢明な戦略と言えるでしょう。特に人気カラーは初期ロットが争奪戦になることも予想されますからね。

2026年型の価格と値上げ予想
次に頭を悩ませるのが価格の問題ですね。昨今の円安傾向や、鉄・アルミ・樹脂といった原材料費の高騰、さらには物流コストの上昇を見るにつけ、「また値上げか…」と身構えてしまうのが正直なところです。
しかし、今回のモデルチェンジに関しては、そこまで急激な価格高騰はないのではないかと私は見ています。英国での販売価格を現在のレートで換算しつつ、現行の日本国内価格(メーカー希望小売価格 1,438,800円〜)と比較してみると、ハードウェアの大幅な変更(エンジンやフレームの刷新など)がないため、あくまでインフレ対応分の「微増」程度に収まるのではないでしょうか。
具体的には、現行価格からプラス2〜3万円程度の上昇であれば御の字かな、といった感覚です。仮に5万円アップしたとしても、ローンシミュレーションをしてみれば、月々の支払額の差はランチ一回分程度に収まることが多いです。
X-ADVはその独自性ゆえにリセールバリュー(再販価値)が非常に高く維持されているバイクの一つでもあります。「買うときは高いけど、売るときも高い」という、ある意味で資産価値のあるモデルなんですよね。
新色トリコロールの魅力

2026年モデルの最大の目玉と言っても過言ではないのが、新しいカラーバリエーションです。特に私の心を鷲掴みにしたのが、「Matte Pearl Glare White Special Edition」いわゆるトリコロールカラーの登場です。
これ、写真で見ましたけどめちゃくちゃカッコいいですよね。ホワイトをベースに、鮮やかなレッドとブルーのストライプが走るこの配色は、Hondaファンにとっては特別な意味を持ちます。ダカールラリーを戦う『CRF450 RALLY』や、フラッグシップアドベンチャーである『CRF1100L Africa Twin』、さらにはレースシーンを象徴する『CBR』シリーズに通じる伝統のカラーリングです。
これまでのX-ADVは、どちらかと言えば「都市迷彩」のような、グレーやベージュといったアースカラーが似合うイメージでした。それはそれで都会的でクールなのですが、今回のトリコロールは、X-ADVが単なるスクーターではなく「戦うアドベンチャーバイク」の血統であることを視覚的に、かつ強烈に宣言しています。
「白いバイクは汚れが目立つから…」と敬遠する方もいるかもしれませんが、アドベンチャーバイクにおける汚れは「勲章」です。泥跳ねすらもデザインの一部に見えてくるから不思議です。街中では圧倒的な爽やかさとスポーティさを演出し、フィールドに出れば自然の中で鮮やかに映える。
これまでのアーバンなイメージから一転、よりスポーティでアクティブな印象を与えるこのカラーは、所有欲をかなり満たしてくれるはずです。このカラーだけのために2026年モデルを待つ価値は十分にあると思います。
現行か待つべきかの判断基準

「じゃあ、新型を待つべき?それとも現行モデル(2025年モデル)を買っちゃう?」という悩みどころですが、ここまでの情報を整理して、私なりの結論を出してみました。
- トリコロールカラーに一目惚れした人 👉 絶対に待つべきです。このカラーは後からカウルを塗ろうと思っても出せないメーカー純正ならではのクオリティと味があります。スペシャルエディションとしての価値も高く、手放す際のリセールも期待できるでしょう。
- 機能重視でコスパを求める人 👉 即納可能な現行モデル(2025年モデル)もアリです。後述しますが、DCTの制御変更や外装デザインの刷新といった「機能的な進化」は、すでに2025年モデルで達成されています。つまり、中身は新型と同等の最新スペックなのです。
特に重要なのは、バイクは「乗りたいと思ったその瞬間が一番若い」ということです。新型を半年待っている間に、絶好のツーリングシーズンを逃してしまうのは、ライダーにとって最大の損失かもしれません。現行モデルであれば、店舗によっては即納が可能だったり、独自のキャンペーンでオプションサービスが受けられたりするケースもあります。
モデルチェンジの変更点とスペック
ここでは、カタログの数値や見た目だけでは分からない中身の進化について、少しマニアックな視点も交えながら解説します。「マイナーチェンジでしょ?」と侮るなかれ、実は乗り味に直結する重要なアップデートが施されているんです。
詳細なスペックと変更点
基本スペックに関しては、基本的に2025年モデル(国内仕様)の数値を継承しています。心臓部である745ccの水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒エンジンは、最高出力43kW(58PS)を発揮し、最大トルク69Nmを発生させます。
このエンジンの特徴は、なんといってもその「鼓動感」と「実用域でのトルクの厚み」です。最近の高回転型エンジンとは対極にある、ロングストローク設計ならではの、アクセルを開けた瞬間に地面を蹴り出すような力強さが魅力です。
| 項目 | 国内仕様スペックデータ | 備考 |
|---|---|---|
| 全長 / 全幅 / 全高 | 2,200 mm / 940 mm / 1,340 mm | 国内仕様はローダウン設定 |
| シート高 | 790 mm | 形状見直しにより足つき性向上 |
| 車両重量 | 236 kg | 装備重量 |
| 最高出力 | 43 kW (58 PS) / 6,750 rpm | 必要十分なパワー |
| 最大トルク | 69 Nm / 4,750 rpm | 低中速重視のセッティング |
| 燃費 (WMTC) | 27.1 km/L | クラス最高レベルの低燃費 |
※数値は2025年モデル国内仕様に基づく。
「スペックが変わっていないなら進化していないのでは?」と思うかもしれませんが、そうではありません。現代のバイク開発において、厳しさを増す環境規制に対応しながら、出力やトルクを落とさずに維持するだけでも、メーカーの技術陣にとっては血の滲むような努力が必要なんです。
この数値をキープしつつ、さらにフィーリングを向上させている点こそが、X-ADVというモデルの熟成の証です。数字には表れない「スロットルを開けた時のツキの良さ」や「高速巡航時の微振動の低減」など、乗れば分かる進化がそこには確実に存在しています。
(出典:本田技研工業株式会社 ニュースリリース『大型クロスオーバーモデル「X-ADV」の一部外観変更と装備充実を行い発売』)
劇的に進化したDCT制御

私が個人的に最も推したい、いや、声を大にして言いたい進化ポイントがここです。DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の制御が、ものすごく、本当にものすごくスムーズになっています。
初期型(RC95型など)に乗っていた方なら共感していただけると思うんですが、極低速でのUターンや、渋滞時の微速前進で、クラッチの繋がりが唐突に感じることがありませんでしたか?「ガクッ」と繋がって車体が前に出過ぎたり、逆に駆動が抜けてふらついたり…。正直、低速だけは「半クラッチが使えるマニュアル車の方が楽だな」と感じる瞬間がありました。
しかし、2026年モデル(2025改良ベース)では、この極低速域の制御ロジックが徹底的に見直されました。Hondaの公式発表でも「発進・極低速時における、よりスムーズで扱いやすい特性」と謳われている通り、クラッチの推定トルク制御がより緻密になっています。
乗ってみると分かりますが、まるでベテランライダーの「神の手」が繊細に半クラッチをしてくれているかのような滑らかさです。「そろり」とアクセルを開ければ、「じわり」と進む。この当たり前の挙動が完璧にできるようになったことで、渋滞路や狭い路地でのUターン時の緊張感が劇的に減りました。特にストップ&ゴーの多い日本の交通環境において、この進化はスペック上の数馬力アップよりも遥かに価値があると私は断言します。
DCTの挙動や「後悔しないか」がさらに気になる方は、以前詳しく検証したこちらの記事も参考にしてみてください。
X-ADVを買って後悔する人、しない人の決定的な差とは?足つき・DCT・維持費の真実を徹底検証
シート形状と足つきの改善

X-ADVの購入を検討する際、多くのライダーが直面する最大のハードル。それが「足つき問題」です。日本国内仕様は標準でローダウン(シート高790mm)されていますが、それでもX-ADVはスクーター特有の幅広なボディ形状のため、足を真下に下ろしにくく、数値以上に足つきが悪く感じられるのが難点でした。
カタログスペック上のシート高数値は変わりませんが、2025年のビッグマイナーチェンジ以降、シート形状そのものにメスが入っているのです。
具体的には、ライダーが太ももを下ろす部分(シート前部)のシェイプが、従来モデルよりも大胆に絞り込まれています。さらに、シート内部のウレタンクッションの密度を約10%向上させ、形状維持性を高めています。これにより、またがった時にシートが過度に沈み込みすぎず、かつ角が太ももに当たらないため、スムーズに足を地面へ伸ばせるようになりました。
新素材Durabioのメリット

2026年モデルの隠れたトピックとして見逃せないのが、カウルやウインドスクリーンの一部に採用された新素材「Durabio™(デュラビオ)」です。これは三菱ケミカル株式会社が開発したバイオエンジニアリングプラスチックで、植物由来の原料を使用しているため環境負荷が低いという特徴があります。
「環境に優しい素材」と聞くと、「強度は大丈夫?」「安っぽくない?」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、Durabioは従来のポリカーボネート樹脂を凌駕する高い透明性と耐衝撃性を持っています。そして、ライダーにとって最も嬉しいメリットは、この素材が「塗装ではなく素材そのものに着色されている(原着)」という点にあります。
通常のバイクのカウルは、樹脂の上に塗料を塗って色を出しています。そのため、飛び石や立ちごけで傷がつくと、塗装が剥げて下地の黒や白の樹脂が見えてしまい、一気にボロボロ感が出てしまいます。しかし、Durabioは素材自体に色が練り込まれているため、多少の傷がついても色の層が剥げることがありません。つまり、傷が目立ちにくいのです。
未舗装路を走るアドベンチャーバイクにとって、飛び石傷は避けられない宿命です。しかし、この新素材のおかげで、美しい外観を長く保つことができるようになりました。洗車傷も目立ちにくいので、長く愛車を綺麗に保ちたいライダーにとっては、地味ながらも非常に強力なメリットと言えるでしょう。
クルーズコントロールの評価
X-ADVが真のグランドツアラーへと進化したことを決定づける装備、それがクルーズコントロールです。2025年モデルから標準装備となりましたが、2026年モデルにおいてもその有用性は揺るぎません。むしろ、前述したDCTの制御熟成と相まって、その完成度はさらに高まっています。
一般的なマニュアルトランスミッションのバイクでクルーズコントロールを使用する場合、急な登り坂などで速度が落ちてギアを落とす必要が生じると、クラッチを切った瞬間にクルーズコントロールが解除されてしまうことが多々あります。その都度セットし直すのは地味にストレスですよね。
しかし、X-ADVはDCTです。クルーズコントロール作動中に登り坂に差し掛かると、車体が自動的に判断してシフトダウンを行い、設定速度をキープしたまま坂を登り切ります。そして平坦路に戻れば、再び自動でシフトアップして巡航回転数を下げます。この間、ライダーは一切の操作をする必要がありません。
右手をスロットルから離してリラックスできるだけでなく、シフト操作の煩わしさからも解放される。この「全自動クルーズ」体験は、一度味わうと病みつきになります。片道300kmを超えるようなロングツーリングにおいて、疲労の蓄積度が段違いに低くなるので、目的地に着いてからの「もうひと遊び」の体力が温存できるんです。
ライバル車比較と購入の結論
さて、ここまではX-ADVの魅力ばかりを語ってきましたが、購入を検討する上で避けて通れないのが、永遠のライバルである「Yamaha TMAX560」との比較です。どちらも150万円クラスの高級コミューターですが、その設計思想は似て非なるものです。
TMAX560との比較と選び方

「マキシスクーター」というジャンルで双璧をなす両車ですが、そのキャラクターの違いを理解することが、後悔しない選び方の第一歩です。
| 比較項目 | Honda X-ADV (2026) | Yamaha TMAX560 Tech MAX |
|---|---|---|
| エンジン特性 | トルク重視・鼓動感あり | 高回転までスムーズ・シルキー |
| トランスミッション | DCT (ダイレクト感) | CVT (無段階変速) |
| 駆動方式 | チェーン駆動 | Vベルト駆動 |
| 得意なシーン | ロングツーリング・冒険・悪路 | 高速巡航・ワインディング・市街地 |
Yamaha TMAX560 Tech MAXは、まさに「究極のスクーター」です。エンジンをフレームにリジッドマウントし、アルミ製スイングアームを採用するなど、車体構成はスポーツバイクそのもの。CVTとベルトドライブによる加速は、変速ショックが一切なく、まるで電動モーターのようにシルキーです。
電動調整式スクリーンやシートヒーター、グリップヒーターなどの豪華装備も標準で、スーツを着て乗っても様になる「都会のプレステージ」を感じさせます。
一方、Honda X-ADVは、「スクーターの形をしたアドベンチャーバイク」です。チェーン駆動によるアクセル直結のダイレクトな加速感や、段差をものともしないフロント17インチホイールの走破性は、操る楽しさを求めるライダーに向いています。
「あえてチェーン駆動」にすることで、パワーロスを減らし、土の上でも確実にトラクションを伝える設計なのです。メンテナンスの手間はかかりますが、それを補って余りある「バイクらしさ」があります。
結論:どちらを選ぶべきか?
- 舗装路での絶対的な快適性と、ラグジュアリーな移動空間を求めるなら 👉 TMAX560
- 燃費や維持費を抑えつつ、キャンプや未舗装路への冒険も楽しみたいなら 👉 X-ADV
自分の遊び方やライフスタイルを想像してみてください。泥だらけのキャンプ道具を積んでいる姿が似合うのは、間違いなくX-ADVです。
圧倒的な燃費と航続距離

維持費の面でX-ADVがTMAXを始めとするライバル達を圧倒しているのが、燃費性能です。745ccという排気量を持ちながら、WMTCモード値で27.1km/L(国内仕様)という数値は、このクラスの大型バイクとしては驚異的と言わざるを得ません。
実用燃費でも、ツーリングペースであればリッター30kmを超えることもしばしばあります。TMAXの実燃費がリッター20km前後であることを考えると、この差は歴然です。ガソリン価格が高騰している昨今、この経済性は非常に大きな武器になります。
燃料タンク容量は国内仕様で13Lと、アドベンチャーバイクとしては決して大きくはありません。しかし、この優れた燃費性能のおかげで、計算上は約350km以上の航続距離を確保しています。
東京から名古屋まで無給油で走り切れる計算です。ツーリング先でガソリンスタンドが少ない田舎道を走る際、「次のスタンドまで持つかな…」とヒヤヒヤするストレスから解放されるのは、旅の相棒として非常に頼もしいポイントです。
唯一無二のSUVバイク
結論として、X-ADV 2026年モデルは「SUVバイク」としての完成形に到達しました。自動車の世界でSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)が覇権を握ったように、バイクの世界でもこの利便性と走破性の融合は一つの正解だと私は思います。
平日はスーツを着てスマートに都心のオフィスへ通勤し、シート下にはビジネスバッグを収納。週末になれば、リアキャリアにテントとシュラフを積んで、高速道路をクルーズコントロールで快適に移動し、最後は林道の先にある秘密のキャンプ場へ踏み入る。
そんな欲張りなライフスタイルを、我慢することなく一台で叶えてくれるバイクは、世界中を探してもX-ADV以外に見当たりません。2026年モデルでの熟成は、この「万能性」にさらに磨きをかけました。
X-ADV 2026モデル 購入前のよくある質問 (Q&A)
ここでは、X-ADVの購入を検討している方からよく寄せられる疑問について、中立的な視点で回答をまとめてみました。
Q1:運転には大型自動二輪免許が必要ですか?
A1:はい、排気量が745ccですので大型自動二輪免許が必要です。
ただし、クラッチ操作のないDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載車ですので、AT限定免許でも運転可能です。2019年の法改正により、AT限定免許で運転できる排気量の上限が撤廃されたため、X-ADVやアフリカツインのようなDCT車もAT限定免許で乗れるようになりました。
※こちらの記事でもAT限定免許に関する話題やDCT車の特徴に触れています。
Q2:オフロードはどの程度走れますか?
A2:フラットな林道や砂利道程度であれば、トラクションコントロール(GRAVELモード)のおかげで楽しく走れます。
しかし、サスペンションストロークや最低地上高は純粋なオフロードバイク(CRFなど)ほど長くはありません。また236kgという車重もあるため、大きな岩が転がるガレ場やジャンプを伴うような激しい走行は推奨されません。あくまで「キャンプ場へのアクセスや、旅の途中の未舗装路」を快適にこなせるレベルと考えておくのが無難です。
Q3:チェーン駆動のメンテナンスは大変ですか?
A3:一般的なスクーター(ベルト駆動)と異なり、定期的な注油や清掃、張り調整が必要です。
これを「面倒」と感じるか、「バイクいじりの楽しみ」と感じるかが分かれ道ですが、センタースタンドが標準装備されているため、メンテナンス作業自体は非常にやりやすくなっています。どうしても手間を省きたい場合は、耐久性の高いシールチェーンへの交換や、ショップへ定期メンテナンスを依頼するのも一つの手です。
X-ADVの2026年モデル総評

ここまで、X-ADVの2026年モデルについて詳しく解説してきました。長くなりましたので、最後にこの記事の要点をサクッと振り返っておきましょう。
- 2026年モデルは基本スペックを維持しつつ、トリコロールカラーと新素材で魅力を強化
- DCTの制御が熟成され、初期型の弱点だった極低速域のギクシャク感が完全に解消
- 実燃費と航続距離の長さは、ロングツーリング派にとって最強の武器となる
- 足つき性の改善やクルーズコントロールの連携など、実用面での進化が大きい
- TMAXと比較して「操る楽しさ」と「多用途性」を求めるならX-ADV一択である
さあ、あなたもX-ADVで「境界線(フロンティア)」を超える旅に出かけてみませんか? 完成の域に達したこの相棒となら、きっと見たことのない景色に出会えるはずです。