こんにちは。「motofrontier」の「マコト」です。
「今年こそは新しいバイクでツーリングに行きたい!」と意気込んでお店に行ってみたものの、お目当てのバイクが見つからずに肩を落として帰ってくる……。そんな経験はありませんか?
私自身、35年間バイクに乗ってきて様々なブームや市場の変化を見てきましたが、ここ最近の人気モデルの入手の難しさはかつてない状況だと感じています。
特にZ650RSのようなモデルでは、納期が未定だったり、そもそも予約の受付すら停止していたりと、「z650rs 買え ない」というリアルな悩みに直面することが少なくありません。2026年モデルの受注状況や在庫の行方が気になって、夜な夜な検索を繰り返している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Z650RSが手に入りにくい背景と、今私たちが取れる現実的な対策について、同じライダーの視点からお話しします。
- ✅ いつになったらZ650RSの注文ができるのか分からずモヤモヤしている
- ✅ 何店舗も電話して「在庫なし」と言われるのに疲れてしまった
- ✅ 他のバイクで妥協しようか迷っているが、後悔しないか不安だ
- ✅ とにかく今のシーズンを逃さず、早くツーリングに出かけたい
もし一つでも当てはまったなら、この記事があなたの疑問を解消する大きな手助けになるはずです。
Z650RSが買えない2026年の現状と対策
まずは、なぜこれほどまでにZ650RSが見つからないのか、その「買えない」理由と現在の市場環境について整理しておきましょう。単に人気があるから、というだけではない構造的な事情が見えてきます。
2026年モデルの在庫と納期のリアル
2026年モデルのZ650RSは、公式発表によると2025年11月15日(土)に発売が開始されました。特に新色の「メタリックオーシャンブルー」や定番の「エボニー」は、往年のZファンにはたまらないカラーリングですよね。私自身、あの深みのあるブルーや、精悍なブラックの車体をカタログで見たときは、思わずため息が出るほどのかっこよさを感じました。
このカラーリングが発表された直後から、SNSなどでも大きな話題になり、多くのライダーが「次はこのバイクに乗りたい!」と心を躍らせたはずです。
しかし、私がリサーチした範囲や仲間のライダーからの情報では、店頭に並ぶ前に「予約完売」となってしまうケースが非常に多いようです。発売から数ヶ月が経過した2026年現在、ふらっとお店に行って即納できる新車在庫を見つけるのは、正直なところかなり難しい状況だと言えるでしょう。これには、近年のバイクブーム、特にミドルクラス以上のバイクへの需要がかつてないほど高まっていることが関係しています。
こうした需要の急増に対して、メーカー側の生産体制が完全に追いついているわけではありません。パンデミック期に発生した極端なサプライチェーンの混乱は徐々に解消されつつあるとはいえ、依然として特定の人気モデルに注文が集中してしまうと、どうしても供給不足が起きてしまいます。
お店のスタッフさんに話を聞いてみても、「お問い合わせは毎日何件もいただくのですが、肝心の車両が入ってこないんです」という申し訳なさそうな声が返ってくることがほとんどです。
つまり、「Z650RSが買えない」というのは、あなたの探し方が悪いわけではなく、今の日本のバイク市場全体が抱えている構造的な問題の現れなのです。だからこそ、焦らずに現状を正確に把握し、次の行動を冷静に考える必要があります。
カワサキプラザの予約と抽選の仕組み

ここで知っておきたいのが、現在のカワサキ車の販売チャネルである「カワサキプラザ」独自の仕組みです。多くのライダーが誤解しがちですが、現在のカワサキの人気モデルは、基本的に完全な受注生産(お客様から注文を受けてからメーカーが工場で製造を開始する方式)ではありません。
モデルや時期にもよりますが、メーカーがあらかじめ年間や四半期ごとの生産計画を立てて決定した台数を、全国の各店舗の実績や規模に応じて割り当てる「配車枠(アロケーション)」の範囲内で商談が動くケースが多いのです。
これが何を意味するかというと、あるA店で「申し訳ありません、完売です」と言われたとしても、それは「日本中のどこを探してもZ650RSの在庫が尽きた」という意味ではなく、「A店に割り当てられた今月(あるいは今期)の入荷枠がすべて予約で埋まってしまった」という事実に過ぎない場合があるのです。
しかし、この店舗ごとの入荷枠や在庫状況は、リアルタイムで全国ネットワークとして公開されているわけではありません。そのため、どうしても欲しいライダーは、自宅から行ける範囲の複数のカワサキプラザに一件一件電話をかけたり、直接足を運んで状況を確認したりするという、非常にアナログで骨の折れる作業を強いられることになります。
この「情報の非対称性」こそが、「どこに問い合わせても買えない」「いつまで待てばいいのか見当もつかない」という心理的な閉塞感やストレスを増幅させている最大の要因なんですね。
また、店舗によっては、わずかな入荷枠に対して購入希望者が殺到するため、先着順ではなく「抽選販売」という形式をとらざるを得ないケースも増えています。抽選の運用ルールは各店舗によって異なりますが、運を天に任せるしかない状況はライダーにとって本当に歯がゆいものです。
ただ、お店側としても、すべてのお客様に公平に機会を提供するための苦肉の策であることは理解しておく必要があります。この仕組みを理解していれば、「なぜこんなに買えないのか」というイライラも少しは軽減されるのではないでしょうか。
中古車相場と転売価格の最新動向

「新車がいつ手に入るか分からないなら、いっそ中古車で探そう!」と考えるのは、バイク乗りならごく自然な流れですよね。しかし、ここ数年は人気モデルの中古車価格が新車のメーカー希望小売価格を大きく上回る、いわゆる「プレミア価格」での取引が常態化しており、それが大きな問題にもなっていました。
本当に欲しい人が買えず、投機目的の人ばかりが得をするような状況は、長年バイクに乗ってきた身としても非常に悲しいものでした。
しかし、2026年に入って、この異常な状況に少し潮目が変わってきているようです。大手中古車情報サイトなどのデータを細かく分析してみると、走行距離が数キロから数十キロ程度のほぼゼロに近い車両の価格が、諸費用込みの乗り出し価格(条件によって変動しますが、販売店見積りの目安となる水準)とあまり変わらないレベルにまで落ち着いてきて流通し始めているケースが見られます。
ちなみに、世間一般ではこうした車両を「新古車」と呼んだりしますが、自動車公正取引協議会の自動車公正競争規約においては、「新古車」という表現は消費者に誤解を与える不当表示となるおそれがあるため、現在のお店では一般的に「登録(届出)済未使用車」と表記されています。
ポイント
以前のような異常な高騰(バブル価格)は沈静化しつつあり、市場が正常な状態に戻ろうとしている傾向にあります。これは私たち一般ユーザーにとっては間違いなく朗報ですね。
もちろん、新色の特定のカラーリングや、人気のアフターパーツが最初から装着されているような良質な車両であれば、依然としてそれなりの価格がつけられることはあります。
しかし、「どうしてもZ650RSに今すぐ乗りたい」という強い思いがある方にとっては、正規ディーラーでの終わりの見えない順番待ちに神経をすり減らすよりも、適正価格まで降りてきた中古車の優良個体を狙う方が、はるかに現実的で精神的な負担も少ない選択肢になり得るのです。相場は常に変動するため、具体的な価格は必ず最新情報をチェックしてください。
買えない時間を無駄にしない代替車の再評価

Z650RSのデザインは唯一無二ですが、バイクの本質は「走って楽しむこと」にあります。納車待ちで指をくわえている間に過ぎ去るツーリングシーズンは戻ってきません。ここでは、「妥協」ではなく「積極的な選択」としてのライバル車に目を向けてみましょう。
XSR700の魅力とエンジンの鼓動感

もしあなたがZ650RSの「クラシカルでレトロな雰囲気」と「ミドルクラス2気筒ならではの扱いやすさ」に強く惹かれているのであれば、ヤマハが誇るネオクラシックモデル、XSR700は絶対に検討のテーブルに乗せるべき一台です。
Z650RSが70年代のモデルをオマージュした「正統派レトロ」であるとすれば、XSR700は最新のコンポーネントにアルミパーツなどの質感高い素材を組み合わせた「モダン・ヘリテージ」。どこか都会的な香りが漂い、非常に洗練されたデザインを持っています。
しかし、Z650RSとXSR700の最大にして決定的な違いは、実は外見ではなく「エンジン」の中に潜んでいます。両車とも水冷の並列2気筒(パラレルツイン)エンジンを搭載しているという点では同じですが、そのクランクシャフトの位相角、つまりピストンが上下するタイミングの構造が全く異なるのです。
Z650RSが採用している「180度クランク」のエンジンは、低回転から高回転まで非常にスムーズかつ軽快に吹け上がるのが特徴です。一方、XSR700に搭載されている「CP2(クロスプレーン・コンセプト)」と呼ばれるエンジンは「270度クランク」を採用しています。
この270度クランクは、意図的に不等間隔で爆発を起こすことで、V型2気筒エンジンのようなドコドコとした強烈な「鼓動感(パルス感)」を生み出します。スロットルを捻った瞬間、リアタイヤが力強く路面を蹴り出し、前に押し出されるようなトラクションの感覚は、一度味わうと病みつきになる面白さがあります。
「エンジンの味わい」や「操っているという実感」という点にフォーカスすると、実はZ650RSよりもXSR700のCP2エンジンの方が濃厚で刺激的だと評価する玄人ライダーは少なくありません。
ただし、シート高などのディメンションに少し癖があるため、気になる方は事前にXSR700の足つき不安と後悔ポイントをまとめた記事もチェックして、実車に跨ってみることをおすすめします。Z650RSが買えない今の状況は、もしかするとこの素晴らしいヤマハの名機と出会うための運命的なチャンスなのかもしれません。
SV650のVツイン評価とコスパの真実

次にご提案したいのが、スズキの誇る大傑作、SV650です。「え? ネオクラシックを探しているのに、普通のネイキッド?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もしあなたが「バイクの見た目」と同じくらい、あるいはそれ以上に「オートバイを操る純粋な楽しさ」や「走りの質」にこだわりたいと考えているなら、SV650はこれ以上ないほど強力な選択肢となります。
その最大の理由は、現行のミドルクラスネイキッドでは非常に希少な存在となってしまった「V型2気筒(Vツイン)エンジン」を搭載しているという、唯一無二の価値にあります。
現在、コストダウンや環境対応の観点から、各メーカーのミドルクラスは並列2気筒エンジンが主流を占めています。そんな中、スズキが長年熟成させ、頑なに守り続けてきたこの90度Vツインエンジンは、まさに工芸品のような完成度を誇ります。
Vツイン特有の、シリンダーが前後に配置されることによる圧倒的にスリムな車体構成は、ライダーに抜群のニーグリップのしやすさを提供します。そしてエンジンをかけると、歯切れの良いサウンドから、高回転へ向かって弾けるように伸びていくフィーリングは、並列2気筒では絶対に味わえない濃密な時間をもたらしてくれます。
ただし、注意点として、SV650は国内仕様が生産終了に向かっているという情報が濃厚であり、新車は流通在庫限りとなる可能性が高い状況です。そのため、現実的には中古市場から低走行で状態の良い個体を狙うのが中心になってくるでしょう。
ポジションの前傾具合などが自分のスタイルに合うかどうか、事前にSV650の“後悔しやすい人”の特徴も併せて確認しておくと、より納得のいくバイク選びができるかなと思います。質実剛健なバイクライフを求める方にとって、SV650は最高の相棒になる素質を秘めています。
Z650RSとライバル車の足つき比較

デザインやエンジンの特性が気に入ったとしても、いざ実車を目の前にして購入の最大のハードルとなるのが「足つき性」です。特にミドルクラス以上の大型バイクになると、車重もそこそこあるため、信号待ちや渋滞時、あるいは傾斜のある駐輪場での取り回しにおいて、しっかりと足が地面に着くかどうかは、ライダーの心理的な安心感に直結します。
ここで、Z650RSと今回代替案として挙げたライバル車たちのスペック上のシート高を比較し、その実態を探ってみましょう。
| 車種 | シート高 | 特徴と想定される足つきの感覚 |
|---|---|---|
| Kawasaki Z650RS | 800mm | かなり良好。タンク周りもスリムに絞り込まれており、多くの日本人体型で安心感が高い。 |
| Yamaha XSR700 | 835mm | 少し高め。シートの幅もあるため、平均的な身長のライダーだとつま先立ちになる可能性が高い。購入前の跨り確認は必須。 |
| Suzuki SV650 | 785mm | 非常に良好。Vツインならではの圧倒的にスリムな車体のおかげで、足を真っ直ぐ下に下ろしやすく、小柄なライダーでも抜群の安心感を得られる。 |
比較表を見ていただければ一目瞭然ですが、Z650RSの800mmというシート高は、大型バイクとしては非常にフレンドリーな数値です。車重の軽さ(約188kg)と相まって、この「誰でも気負わずに乗れる安心感」こそが、Z650RSが爆発的にヒットしている大きな要因の一つと言えます。一方、XSR700はシート高が835mmと、Z650RSと比較すると35mmも高くなっています。
この35mmの差は、またがってみると想像以上に大きく感じます。モタードのようなアップライトなポジションは開放感があって楽しいのですが、足つきに不安がある方は、ローダウンリンクの導入やシートの加工を最初から視野に入れておく必要があるでしょう。
それに対して、SV650のシート高は785mmと、この3車種の中では最も低く設定されています。さらに、V型エンジンの恩恵で車体幅が極端にスリムなため、数値以上に足をスッと真下に下ろすことができ、足つき性は抜群です。
Z650RSが買えなくて悩んでおり、かつ足つきにも不安を抱えているライダーにとって、SV650のこの親しみやすさは、大きな安心材料となるはずです。いずれにしても、カタログ数値だけを鵜呑みにせず、ショップで実際に自分の靴を履いて跨らせてもらうことが、後悔しないバイク選びの鉄則です。
ネオクラシックモデルの選び方の基準

ここまで、Z650RSの代替候補としてヤマハのXSR700とスズキのSV650をご紹介してきましたが、結局のところ「自分にとってどのモデルが一番合っているのか」という最終的な決断を下すための、私なりの選び方の基準について深く掘り下げてみましょう。
ネオクラシック、あるいはミドルクラスのネイキッドバイクを選ぶ際、単に「丸目のヘッドライトがかっこいいから」という見た目だけで決めてしまうと、後になって自分の用途やライディングスタイルとのズレを感じてしまうことが少なくありません。
まず第一の基準として、「ブランドの歴史(ヘリテージ)と、肩の力を抜いて乗れる軽快さ」を何よりも重視する方。もしあなたが、かつての名車といったカワサキの歴史に強い憧れを抱いており、「絶対にタンクにKAWASAKIのエンブレムが輝いていないと満足できない!」という強い情熱をお持ちなら、これはもうZ650RS一択です。
180度クランクの低中速からスムーズに回るエンジンと、大型バイクとは思えないほどの圧倒的な軽さは、街中からツーリングまで一切のストレスを感じさせません。この「Zの血統」に妥協できないなら、情報収集を徹底して、根気よくZ650RSの入荷を待つ価値は十分にあります。
第二の基準として、「自分だけの一台を作り上げるカスタムの楽しさと、エンジンの明確な鼓動感」を求める方。この条件に当てはまるなら、ヤマハのXSR700が最高のパートナーになるでしょう。
XSR700は最初からカスタムされることを前提とした構造になっており、リアのシートレールがボルトオンで外せるなど、大掛かりな加工なしでスタイルチェンジを楽しめます。そこに270度クランクが生み出す強烈なパルス感が加わることで、非常に濃厚な所有感を満たしてくれます。
そして第三の基準は、「装飾を削ぎ落とした純粋なメカニズムの美しさと、スポーツ性能」を最優先する方。この場合、スズキのSV650が大本命として輝き始めます。ネオクラシックという枠組みに囚われがちですが、むき出しのVツインエンジンとトラスフレームが織りなす造形は、時代に流されない普遍的なオートバイの美しさを持っています。
自分がバイクに何を求めているのか、この3つの基準と照らし合わせることで、Z650RSが買えないという呪縛から解放され、本当に乗るべきバイクが自然と見えてくるはずです。
即納可能な登録済未使用車のメリット
「自分なりに基準を考えてみたけれど、やっぱりZ650RSのルックスが諦めきれない。どうしてもZに乗りたい!」という結論に至った方へ。その情熱は素晴らしいと思います。しかし、いつ来るか分からない新車の配車枠を何ヶ月も待ち続けるのは、あまりにも精神衛生上良くありません。そこで2026年現在の市場で最も現実的で、かつ賢い選択肢となるのが「登録済未使用車」を狙うという戦略です。
この登録済未使用車を狙う最大のメリットは、何と言っても「即納が可能であること」に尽きます。新車をカワサキプラザで注文して順番待ちの列に並んだ場合、納車が半年後になるか、あるいは1年後になるか、最悪の場合は途中で長期間の受注停止に巻き込まれてしまうリスクすらゼロではありません。
その間、春の桜並木を走るツーリングや、秋の紅葉を楽しむ最高のバイクシーズンを、ただ指をくわえて逃してしまうことになります。これはライダーにとって計り知れない「機会損失」です。しかし、中古車市場に流通している登録済未使用車であれば、現車がすでにお店にあるわけですから、ローンの審査や名義変更の手続きさえスムーズに進めば、契約からわずか数週間以内には公道へと走り出すことができるのです。
さらに、以前のような異常なプレミア価格は落ち着き、現在は新車の乗り出し価格とほぼ同等の水準で手に入る個体が増えています。「数ヶ月、あるいは年単位の待ち時間をショートカットするための特急券」として考えれば、極めて合理的なお金の使い方だと言えるでしょう。
【保証に関する重要な注意点】
登録済未使用車を購入する際、一つだけ絶対に確認しておきたいのが「メーカー保証とカワサキケアの継承」です。車両自体は新品同様であっても、書類上は一度他人の名義(多くは販売店)になっているため、カワサキの充実した新車保証や、定期点検・オイル交換が無償で受けられる「カワサキケア」を引き継ぐためには、正規ディーラー(カワサキプラザ等)での法定点検と「保証継承手続き」を有償で行う必要があります。(出典:カワサキモータースジャパン公式『保証・カワサキケア』) 購入予定のショップがこの手続きの段取りをサポートしてくれるか、契約前に必ず直接確認するようにしてください。
Z650RSが買えない状況に関するQ&A
ここまで、Z650RSの市場状況や代替案について解説してきましたが、ブログの読者さんやSNSのフォロワーさんから寄せられる「買えない」悩みは多岐にわたります。ここでは、特に多くいただくリアルな疑問について、要点を絞ってお答えしていきたいと思います。
Q. 予約が止まっていると聞きました。次の受注再開はいつ頃になるのでしょうか? 情報はどうやって集めればいいですか?
A.結論から言うと、メーカーやディーラーからの公式な事前告知はほぼないため、正確なタイミングを予測するのは非常に困難です。店舗への問い合わせが殺到するのを防ぐため、水面下で店舗の入荷枠(配車枠)の範囲内で案内されるケースが多いのが実情です。
そこで有効なのが、足とSNSを使った「広域戦術」です。最寄りの1店舗だけでなく、少し範囲を広げて3〜5店舗のカワサキプラザの公式SNSをフォローし、通知をオンにしておきましょう。また、店舗でメンテナンス用品などを購入するついでに「どうしてもZ650RSが欲しい」と直接熱意を伝えておくのも、キャンセルが出た際に連絡をもらうための有効な手段になります。
Q. 早く乗りたいからといって、Z650RSの代わりに他車を買うと、結局は「妥協した」と後悔してしまう気がして踏み切れません。乗り換えの判断基準はありますか?
A.「在庫があったから」「安かったから」という消極的な理由で選ぶと、ツーリング先でZ650RSとすれ違った際に後悔する可能性が高いです。しかし、以下の3つの判断基準をクリアできれば、それは妥協ではなく「最適解の再発見」になります。
- エンジン音と振動へのワクワク感: Z650RSの音よりも、XSR700やSV650の排気音や鼓動感に本能が惹かれないか?
- ライディングポジションの一体感: 実際に跨ってみて、Zよりも自分の体に自然にフィットし、長距離も楽そうだと感じないか?
- メイン用途との相性: ガレージでのカスタムや峠道でのスポーツ走行など、自分の使い方によりマッチしていないか?
「Zが買えなかったから」を完全に打ち消すほど、ポジティブな確信が持てれば、それはもう立派な指名買いと言えます。
Q. XSR700やSV650への乗り換えを最終的に決断するための「決定打」は何ですか?カタログだけでは決めきれません。
A.最後の迷いを断ち切る決定打は、ズバリ「実車を使った半日以上の徹底的な試乗」です。最近は各メーカーや販売店のレンタルバイクサービスが充実しているため、数千円〜1万円程度の出費で実際のツーリング環境をテストすることができます。
お気に入りの峠道や高速道路を実際に走らせてみて、「Z650RSじゃなくても、このバイク最高じゃないか!」とアドレナリンが湧き上がる感覚があれば、それが乗り換えの決定的なサインです。逆に「やっぱり自分が乗りたいのはZだ」と再確認できたなら、腹をくくって納車を待つ覚悟が決まるはずです。悩む前に、まずは乗ってみるのが一番の近道です。
Z650RSが買えない悩みを解決する結論

今回は、2026年現在も続く「Z650RSが買えない」という現状の背景と、私たちがこの状況をどう乗り越えていくべきかについて、一人のライダーの目線から深掘りしてきました。最後に、この記事でお伝えしたかった最重要ポイントを簡潔にまとめます。
- 2026年モデルのZ650RSは依然として配車枠の制限で入手困難だが、異常なプレミア価格は落ち着いている
- どうしてもZ650RSに乗りたいなら、SNSでの広域情報収集と、即納可能な「登録済未使用車」の検討が最も現実的
- 納車待ちの機会損失を避けるなら、エンジンの鼓動感とカスタム性が魅力の「XSR700」を再評価すべき
- 純粋な走りの質とVツインの快感、そしてコスパを求めるなら「SV650」は妥協ではない最高の一台になる
- 乗り換えの迷いを断ち切るには、レンタルバイク等を利用した「徹底的な試乗」で自分の直感に従うのが一番確実
バイクの本当の魅力は、スマートフォンやパソコンの画面を眺めてスペックを比較しているだけでは決して伝わりません。「買えない、どうしよう」と部屋で悩んで立ち止まっている時間は、限られたバイクライフにおいて本当にもったいないです。
まずは今週末、お気に入りのヘルメットを持って行動を起こしてみましょう。気になるライバル車をレンタルして半日ツーリングに出かけてみたり、少し足を伸ばして普段行かないショップへ未使用車を見に行ってみたりしてください。
実際に風を切り、エンジンの鼓動を感じた時に得られる「あ、これだ!」という直感こそが、あなたが本当に乗るべき最高の一台を教えてくれるはずです。皆様のバイクライフが、最高に楽しいものになることを心から応援しています!
ぜひ、後悔のない素晴らしいバイク選びをしてくださいね。
※本記事は執筆時点の情報に基づきます。価格・相場・仕様・法規制等は変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式機関や販売店で直接ご確認ください。