OGKカブトのヘルメットは、3万円台から6万円台を中心に、通勤向けの扱いやすいモデルからサーキット走行を意識したモデルまでそろっています。価格と装備のバランスがよいため、「無名ブランドは避けたいけれど、必要以上に高額なヘルメットまでは求めていない」という方にも比較しやすいメーカーです。
ただし、OGKカブトならどれを選んでも同じというわけではありません。インナーサンシェード付きのKAMUI-5、通気性を重視したSHUMA、軽量・コンパクト志向のAEROBLADE-6、チンカバーを開けられるRYUKIでは、便利さの方向が異なります。
結論からいえば、街乗りからツーリングまで一つでこなしたいならKAMUI-5、価格を抑えながらフルフェイスと通気性を重視するならSHUMA、軽さを優先するならAEROBLADE-6が有力です。RYUKIは乗り降りや会話のしやすさを優先する方に向きますが、開閉機構のないフルフェイスとは構造も使い勝手も違います。
この記事では、2026年8月26日時点のメーカー公式情報をもとに、OGKカブトの主要なバイク用ヘルメットを価格、形状、装備、用途で比較します。実売価格は販売店、カラー、サイズ、時期によって変わるため、価格表では比較条件をそろえるために単色モデルのメーカー希望小売価格を使用します。
この記事で分かること
- OGKカブト主要モデルの価格と装備の違い
- KAMUI-5・SHUMA・AEROBLADE-6・RYUKIの選び分け
- 通勤・ツーリング・スポーツ走行に合うモデル
- サイズや静粛性で後悔しない購入前の確認方法
OGKカブトのおすすめは用途によって変わる
最初に、OGKカブトの主要モデルを一覧で比較します。価格の高い順が、そのまま日常で使いやすい順になるわけではありません。たとえば、F-17はスポーツ走行を重視した上位モデルですが、インナーサンシェードやマイクロラチェットバックルを求める通勤ライダーにはKAMUI-5の方が実用的です。
| モデル | 形状 | 単色の税込価格 | 公式ページ記載規格 | 主な特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| KAMUI-5 | フルフェイス | 46,200円 | JIS | UV&IRカットシールド、インナーサンシェード、マイクロラチェット | 街乗り、通勤、ツーリング |
| SHUMA | フルフェイス | 36,300円 | JIS | 通気性重視、UV&IRカットシールド、マイクロラチェット | 通勤、街乗り、暑い時期 |
| AEROBLADE-6 | フルフェイス | 47,300円 | JIS | 軽量・コンパクト志向、高強度複合素材帽体、Dリング | ツーリング、スポーツ走行 |
| F-17 | フルフェイス | 63,800円 | JIS・MFJ公認 | 空力と競技使用を重視、Dリング、ピンロックシート同梱 | スポーツ走行、サーキット |
| RYUKI | システム | 46,200円 | SG(自動二輪車用) | チンカバー開閉、インナーサンシェード、マイクロラチェット | ツーリング、乗り降りの多い使い方 |
| EXCEED-2 | オープンフェイス | 39,600円 | JIS | 大型インナーサンシェード、エアロシールド、マイクロラチェット | 街乗り、通勤 |
| AVAND-2 | オープンフェイス | 33,000円 | JIS | 機能を絞った構成、ワンタッチバックル | 近距離、街乗り |

OGKカブトには、総合型、通気性重視、軽量スポーツ型、チンカバーが開閉するシステムタイプなどがあります。画像はタイプの違いを表したイメージです。
価格と仕様は、2026年8月26日時点のOGKカブト公式の製品情報に基づきます。グラフィックモデルは単色より高く、同じ基本構造でもカラーによって販売価格が変わります。
表の規格欄は安全性の順位ではありません。JIS、SG、MFJ公認は目的と制度が異なり、MFJ公認は対象となる競技での使用可否を確認する表示です。国内公道用として購入するときは、販売される現物が乗車用ヘルメットであることとPSC表示も確認してください。規格を取得した製品でも、事故や負傷を完全に防げるわけではありません。

国内公道用のヘルメットは、デザインや価格だけでなく、乗車用であることやPSC表示、規格、対応排気量を購入する現物で確認します。
ポイント
迷ったときの基準モデルはKAMUI-5です。ただし、サンシェードを使わず軽さを優先するならAEROBLADE-6、夏の通勤で通気性と価格を重視するならSHUMAの方が目的に合います。
OGKカブトが価格と実用性で選ばれやすい理由
OGKカブトの強みは、価格だけではありません。モデルによって差はありますが、UV&IRカットシールド、インナーサンシェード、眼鏡対応チークパッド、洗える脱着式内装、インカム用スペース、ピンロックシートへの対応など、日常で役立つ装備を現実的な価格帯へまとめています。
一方で、モデルごとに重視する機能がはっきり分かれています。サンシェードのないSHUMAやAEROBLADE-6を、KAMUI-5の単なる廉価版や上位版と考えるのは適切ではありません。装備を減らして通気や軽さへ重点を置くモデルもあるため、必要な機能を先に決める方が選びやすくなります。
他メーカーも含めた位置づけを確認したい方は、ヘルメットメーカー比較表も参考にしてください。
フルフェイス4モデルを価格と実用性で比較
大型バイクで高速道路や長距離を走る機会があるなら、まずフルフェイスから検討するのが基本です。顔と顎まで帽体で覆い、走行風、雨、虫、飛び石などを受けにくい一方、開放感や着脱のしやすさはジェットやシステムヘルメットと異なります。
KAMUI-5|一つで幅広く使いたい人の基準モデル
KAMUI-5は、2026年の新モデルとして掲載されている実用装備重視のフルフェイスです。単色の税込価格は46,200円で、UV&IRカットシールド、大型インナーサンシェード、眼鏡対応チークパッド、スピーカー用スペース、脱着して洗える内装、マイクロラチェットバックルを備えています。
インナーサンシェードは2段階で高さを調整でき、日差しに応じて外側のクリアシールドを交換せず使い分けられます。朝夕やトンネルを含むツーリングでは便利ですが、サンシェード機構を必要としない方にとっては、軽さを最優先した構成ではありません。
KAMUI-5のピンロックシートは装着可能ですが別売です。冬、雨、早朝などで曇り対策を重視する場合は、ヘルメット本体だけでなく、対応するピンロックシートまで予算に含めてください。
KAMUI-3を安く買える場合はどうするか
旧世代のKAMUI-3も、2026年8月時点では公式製品ページに掲載され、単色の税込価格は41,800円です。KAMUI-5との差は希望小売価格で4,400円なので、定価同士なら、ベンチレーション、シールド機構、内装、サンシェード調整等が更新されたKAMUI-5を選びやすいでしょう。
KAMUI-3を選ぶ価値が出るのは、実売価格が十分に下がっており、試着でフィットし、製造時期や付属品、交換内装とシールドの供給も確認できた場合です。旧モデルという理由だけで避ける必要はありませんが、数千円の差だけで新旧を決めると後悔しやすくなります。
SHUMA|通気性と購入価格を重視する人向け
SHUMAは、単色の税込価格が36,300円で、今回比較するフルフェイスの中では購入しやすいモデルです。風洞実験や解析を用いたウルトラクーリングシステム、風の通り道を意識したHEXA-PAD内装、UV&IRカットシールドを採用しています。
向いているのは、暑い時期の通勤や街乗りが多く、インナーサンシェードより通気性を優先する方です。マイクロラチェットバックルなので、毎日の着脱のしやすさも重視できます。サンシェードはないため、日差しへの対応は適合する交換シールドやサングラス等を別に考える必要があります。
通気口が多いことと静粛であることは、必ずしも同じ方向の性能ではありません。ベンチレーションを開けた状態の風切り音は、速度、乗車姿勢、バイクのスクリーン、頭の位置によっても変わるため、SHUMAを「安いのに最も静か」とは断定できません。
AEROBLADE-6|軽さとツーリング性能を両立したい人向け
AEROBLADE-6は、軽量・コンパクトを基本コンセプトとするフルフェイスで、単色の税込価格は47,300円です。高強度複合素材帽体、4サイズの帽体、UV&IRカットシールド、Dリング式あごひもを採用しています。
インナーサンシェードを持たない代わりに、軽さと帽体のコンパクトさを重視した設計です。高速道路を含むツーリングで首や肩への負担を抑えたい方、ネイキッドやスポーツ系の車両に合わせたい方は、KAMUI-5と比較する価値があります。
ただし、「軽量」と書かれていても、実際の重量感はサイズ、重心、頭とのフィットで変わります。店頭では手に持つだけでなく、正しいサイズを被り、前後左右を向いたときのバランスまで確認しましょう。
F-17|公道の便利装備よりスポーツ性能を重視
F-17は、単色の税込価格が63,800円で、JISに加えてMFJ公認が記載されたスポーツ志向のモデルです。高強度複合素材帽体、空力デバイス、センターロック式シールド、Dリング式あごひも、緊急時の脱帽を考慮したエマージェンシーシステムを採用し、ピンロックシートも同梱されています。
サーキット走行を視野に入れる方には明確な選択理由がありますが、MFJ公認だけで公道上の安全性が他モデルより一律に高いと判断するものではありません。通勤でサンシェードや素早い着脱を優先する方には、価格の低いKAMUI-5やSHUMAの方が使いやすい可能性があります。高価格だからすべての用途で上位互換になるわけではありません。
RYUKIは便利さを優先するシステムヘルメット
RYUKI(リュウキ)は、チンカバー中央下部のレバーで前面を持ち上げられるシステムヘルメットです。単色の税込価格は46,200円で、KAMUI-5と同額です。UV&IRカットシールド、インナーサンシェード、眼鏡対応チークパッド、インカム用スペース、洗える内装、マイクロラチェットバックルを備えています。
価格が同じKAMUI-5との違いは、優劣よりも構造です。KAMUI-5は固定式チンガードを持つフルフェイス、RYUKIはチンカバーを開閉できるシステムタイプです。休憩、給油、眼鏡の扱い、停車中の会話などではRYUKIの利便性が生きます。

システムヘルメットは、休憩や停車中の会話などでチンカバーを開けられる点が便利です。画像は使用場面のイメージです。
一方、開閉機構には部品と可動部が必要です。一般論として、固定式フルフェイスより構造が複雑になり、重量、帽体の大きさ、密閉感、風切り音の感じ方に影響する可能性があります。RYUKIは従来の同社システムタイプから軽量化したと案内されていますが、KAMUI-5やAEROBLADE-6と同じ感覚とは限らないため、試着で首を左右へ振ったときの負担まで確認してください。
注意点
チンカバーを開けられることと、開けたまま走行することは別問題です。走行時の使用状態は取扱説明書に従ってください。また、可動式チンカバーを一般的な固定式フルフェイスとまったく同じ構造として扱わないことも大切です。
RYUKIが向いている人
- 休憩や給油のたびにヘルメットを脱ぐ負担を減らしたい人
- 眼鏡を使用し、着脱時の扱いやすさを重視する人
- インナーサンシェード付きでツーリングしたい人
- 固定式フルフェイスより利便性を優先したい人
反対に、軽さ、コンパクトさ、固定式チンガードを優先するならAEROBLADE-6やKAMUI-5が比較候補です。高速道路での使用を前提にする場合は、実際に使うバイクのスクリーンや乗車姿勢も含めて考えましょう。
ジェットタイプはEXCEED-2とAVAND-2を比較
街乗りで視界の広さや着脱のしやすさを重視するなら、オープンフェイスのEXCEED-2とAVAND-2が候補です。ただし、どちらも顔と顎を帽体で覆わないため、フルフェイスやチンカバーを閉じたシステムタイプとは保護範囲が異なります。
EXCEED-2|サンシェード付きの上位ジェット
EXCEED-2は、単色の税込価格が39,600円です。大型インナーサンシェード、UV&IRカットシールド、風の巻き込みを抑えることを狙ったエアロシールド、眼鏡対応チークパッド、広げられたスピーカーホール、洗える内装、マイクロラチェットバックルを備えています。
通勤から休日の近距離走行まで、一つのジェットヘルメットで快適装備をそろえたい方に向きます。ピンロックシートは装着できますが別売なので、雨天や冬季にも使うなら追加費用を見込んでください。
AVAND-2|必要な機能へ絞って価格を抑える
AVAND-2は、単色の税込価格が33,000円です。インナーサンシェードやUV&IRカットシールドは採用していませんが、脱着式内装、ピンロックシート対応、ベンチレーション、ワンタッチバックルを備えています。
EXCEED-2との希望小売価格差は6,600円です。日差しへの対応、インカム装着性、マイクロラチェット、シールドからの風の巻き込み軽減を重視するならEXCEED-2、使用頻度が少なく基本機能と購入価格を優先するならAVAND-2という分け方ができます。
大型バイクでも、国内公道用として条件を満たすジェットヘルメットは使用できます。しかし、使用できることと、フルフェイスと同じ範囲を保護できることは同じではありません。高速道路や長距離を走る方は、大型バイクでジェットヘルメットを選ぶ際の注意点も確認してください。
静粛性と内装の質感は価格表だけでは決められない
OGKカブトのヘルメットで後悔しやすいのが、「上位モデルなら必ず静か」「同じメーカーなら内装の感触も同じ」と考えることです。静粛性には、シールドと窓ゴムの密閉、首回りの開口、ベンチレーション、帽体形状だけでなく、バイクのスクリーン、ミラー周辺の気流、速度、乗車姿勢、ライダーの身長も影響します。
公式情報では、F-17とAEROBLADE-6はシールド機構による密閉性と静粛性の向上、KAMUI-5は新型シールドラチェットによる安定した密閉性が案内されています。しかし、この説明だけで全モデルの風切り音を順位付けすることはできません。
また、内装はKAMUI-5の包み込む方向、SHUMAの通気を意識したHEXA-PAD、AEROBLADE-6やF-17のフィットなど設計が異なります。触ったときの柔らかさだけでなく、額、こめかみ、後頭部、頬の圧力が均一かを確認してください。
耳栓を使えば静粛性の問題は解決するのか
モーターサイクル用の適切な耳栓は、長時間の走行風による音の負担を抑える選択肢になります。ただし、周囲の交通音、警笛、緊急車両など必要な音が聞こえる範囲を保つことが前提です。耳栓でヘルメットの不適切なサイズやシールドの不具合を補うのではなく、まず正しいフィットと各部の状態を確認してください。
本体価格だけでなく追加費用と補修部品を見る
ヘルメットの費用対効果は、本体価格だけでは決まりません。雨天や冬季に使うならピンロックシート、日差し対策には交換シールド、長く使うならチークパッドやインナーパッドが必要になる場合があります。

ヘルメット本体だけでなく、適合するシールド、ピンロックシート、交換内装などの型番と供給状況も確認しておくと、長く使いやすくなります。
| 確認する費用 | 購入前に見る内容 |
|---|---|
| 曇り対策 | 対応ピンロックシートの型番、同梱か別売か |
| 日差し対策 | インナーサンシェードの有無、交換シールドの適合型番 |
| 内装 | 交換可能な部位、厚み違いの有無、在庫と価格 |
| シールド | モデル専用品番、クリア以外の選択肢、在庫 |
| インカム | スピーカーの直径と厚み、マイク位置、本体取付部との干渉 |
| 買い替え | 購入日、使用状況、メーカー推奨期間、衝撃や損傷の有無 |
特に型番の確認は重要です。KAMUI-5の標準シールドはCF-2 UIC、SHUMAはCF-1W UIC、AEROBLADE-6はDAF-1 UIC、RYUKIはCM-2-P UIC、EXCEED-2はSAJ-3 UICです。似た名称でも互換性があるとは限らないため、「OGK用」とだけ書かれた商品ではなく、ヘルメットと用品の両方に適合型番が記載されているか確認してください。
OGKカブトは、取り外せる内装を交換用として用意するモデルや、シールド、ベンチレーション等の補修対応があるモデルを掲載しています。ただし、生産終了後は古いモデルの内装や部品が終了する場合があります。本体が安くても、必要な消耗部品が見つからなければ長く使いにくくなります。
メーカーは、外観に異常がなくても経年劣化の可能性があるとして、購入後3年以内の買い替えを推奨しています。これは「法律で3年ごとの交換が義務付けられている」という意味ではなく、メーカーが示す使用上の目安です。詳しくはOGKカブト公式Q&Aで確認できます。
サイズ選びで後悔しないための試着方法
ヘルメットは、価格や規格と同じくらいフィットが重要です。同じOGKカブトでもモデルごとに内装形状が異なるため、現在使っているKabuto製品と同じMサイズを選べば必ず合うとは限りません。メーカーも、同じサイズ表示でも合わない場合があるとして試着を勧めています。

同じメーカーや同じ表示サイズでもモデルによって装着感は異なります。可能であれば店頭で試着し、額、こめかみ、後頭部、頬の当たり方を確認します。
頭囲はサイズを決める入口にすぎない
頭囲は、眉の少し上から後頭部の最も張った部分を通るように測ります。公式の目安では、KAMUI-5、SHUMA、EXCEED-2はXSの54~55cmからXLの61~62cm、AEROBLADE-6とF-17はXXLの63~64cmまで用意されています。RYUKIとAVAND-2はSの55~56cmからXLの61~62cmです。
ただし、頭囲が範囲内でも、頭の前後幅、左右幅、額やこめかみの形、頬の厚みによって当たり方は変わります。被った直後だけでなく、店員の許可を得て10分程度は装着し、一点だけに痛みが集中しないか確認したいところです。
顎ひもを締めてズレと脱げにくさを確認する
正しい位置で被って顎ひもを締め、ヘルメットを前後左右へ軽く動かします。内装と一緒に頭皮が動く程度の密着があり、頭だけが内部で大きく動かないことを確認します。後頭部側から前へ回そうとしたときに簡単に脱げる、視界がずれる、顎を引くと後頭部が浮く場合は、サイズや内装調整を相談してください。
眼鏡・インカム・バイクとの相性も見る
眼鏡対応チークパッドでも、すべてのフレームへ適合するわけではありません。普段使う眼鏡を持参し、テンプルが強く押されないか、正しい位置まで入るか、着脱できるかを確認します。
インカムも「専用スペースあり」だけでは判断できません。スピーカーが耳へ当たる、マイクが口元へ収まらない、クランプが帽体下端へ固定できない場合があります。購入予定のインカム名を販売店へ伝え、必要なら取付方法まで相談しましょう。
注意点
ネット通販で購入する場合も、頭囲だけでサイズを断定しないでください。事前に同じモデルを試着し、国内正規品か、未使用品の返品・サイズ交換条件、製造時期、付属品を確認してから注文する方が安全です。
OGKカブトで後悔しやすい5つの選び方
最安値だけでモデルを決める
本体が安くても、必要なピンロックシートや交換シールドを追加すると差が縮まる場合があります。グラフィックの価格差も含め、実際に必要な構成の総額で比較してください。
通勤用とツーリング用を同じ基準で選ぶ
短距離の通勤では着脱、通気、バックルの操作性が重要になりやすく、長距離では重量バランス、風の影響、内装の圧力、曇り対策が重要になります。一つで兼用するならKAMUI-5、目的を絞るならSHUMAやAEROBLADE-6という考え方ができます。
システムヘルメットを軽いフルフェイスと思い込む
RYUKIは利便性の高いモデルですが、開閉機構を持つシステムヘルメットです。固定式フルフェイスと同じ構造や装着感を期待せず、便利さとの交換条件を理解して選びましょう。
ジェットでも保護範囲は同じだと考える
EXCEED-2とAVAND-2も規格を持つ乗車用ヘルメットですが、顔と顎を帽体で覆いません。大型バイクで使えるかだけではなく、どこまで覆いたいかで形状を決める必要があります。
サイズ表だけで購入する
フィットしないヘルメットは、圧迫痛、ズレ、風切り音、眼鏡との干渉につながります。価格差より先に、同じモデルの同じサイズを試着することが大切です。細かな調整が必要なら、Kabuto Pro-Fitting Service認定店で購入時の相談も検討できます。
用途別に選ぶならこのモデル
毎日の通勤と街乗り
フルフェイスならSHUMAまたはKAMUI-5が選びやすいです。暑い時期の通気と価格を優先するならSHUMA、朝夕の日差しや装備の充実を優先するならKAMUI-5が向きます。開放感を優先し、顔と顎の保護範囲の違いを理解して選ぶならEXCEED-2も候補です。
高速道路を含むツーリング
装備の総合力ならKAMUI-5、軽さを重視するならAEROBLADE-6、停車時の便利さを重視するならRYUKIが比較候補です。実際の風切り音と首への負担は、使用するバイクと体格によって変わるため、可能なら同じ車両条件に近い使用者情報も補助材料にしてください。
スポーツ走行やサーキット
公道ツーリングとスポーツ走行を両立したいならAEROBLADE-6、MFJ公認を含む競技向けの仕様を必要とするならF-17が中心です。参加する走行会や競技には独自の装備規則がある場合があるため、主催者の最新規定も確認してください。
大型バイク用として他ブランドまで含めて検討する方は、大型バイク向けヘルメットの選び方も参考にしてください。
OGKカブトのヘルメットに関するFAQ
まとめ
OGKカブトは、価格を抑えながら実用装備を選べることが強みです。総合型のKAMUI-5、通気性と価格のSHUMA、軽さのAEROBLADE-6、利便性のRYUKIという違いを理解すれば、単純な価格順より自分に合うモデルを見つけやすくなります。
静粛性や内装の快適さは、公式仕様だけでは決め切れません。ヘルメットの形状、サイズ、バイクから受ける風、眼鏡やインカムとの相性まで含めて判断してください。
この記事のポイント
- 総合バランスならKAMUI-5
- 通気性と価格ならSHUMA
- 軽さを重視するならAEROBLADE-6
- チンカバー開閉の便利さならRYUKI
- ジェットは顔と顎の保護範囲を理解して選ぶ
まずは通勤、長距離、スポーツ走行のどれを優先するか決め、候補を2モデル程度に絞りましょう。そのうえで同じモデルを試着し、顎ひもを締めた状態のフィット、眼鏡、インカム、重量バランスを確認してから購入するのが、後悔を減らす確実な進め方です。